top of page
アンカー 1

六十花甲子


算命学は、干支暦といわれる暦を使い、生年月日と性別を元に人の運命を占う学問です。
干支暦とは、十干と十二支を組み合わせ、その最小公倍数である六十干支で表記された暦のことを言います。
この六十干支のことを「六十花甲子(ろくじゅっかこうし)」と言います。

つまり、
「甲(こう)」「乙(おつ)」「丙(へい)」「丁(てい)」「戌(ぼ)」「己(き)」「庚(こう)」
「辛(しん)」「壬(じん)」「癸(き)」までの「十干」と、
「子(ね)」「丑(うし)」「寅(とら)」「卯(う)」「辰(たつ)」「巳(み)」「午(うま)」
「未(ひつじ)」「申(さる)」「酉(とり)」「戌(いぬ)」「亥(い)」の「十二支」の組み合わせ
が、60種類あるということです。

六十干支を一巡すると、生まれた年の干支に戻ることになります。
赤ちゃんに戻るわけですね。
そう。これが、還暦の由来です。

算命学では、人の一生を120年間として見ています。
六十花甲子を二巡するところまでが人の一生だということです。
(実際は、そんなに生きられる人はいないと思いますが…。)

旧暦を使わなくなった現在ですが、還暦の風習が未だに深く根付いている部分だけを考えてみても、
算命学の理論は身近で、私達日本人にも理解しやすい学問であると思います。



 

bottom of page